AI、IoTって、自動運転の前に、 危険運転、迷惑運転の防止策として活用できないの??
自動運転の実用化に向けて、グーグルやウーバー等の新勢力をはじめ、
クルマメーカーもこぞって開発競争を繰り広げているようですが、
日常的にクルマを運転する身としては、
「は??ちょっと待ってよ!」といった戸惑いがありますね。
ウーバーは米アリゾナ州の公道での死亡事故を起こし、
同州での実験許可を取り消されているし、
テスラもドライバーの死亡事故を起こしている。
何をそんなに自動運転の実用化に焦るのか??
現在のAI、IoTの技術で、もっと現実的で社会的にも解決するべき
「安全運転に関する課題」があると思うのです。
というのも、自動運転技術を開発する過程で、
安全運転走行をコントロールする技術ってできそうじゃないですか?
(あくまでも文系の想像ですが。。)
危険な割り込みや、車間詰め・幅寄せの煽り運転、信号無視、
はたまた黄色信号で停まるとクラクションを鳴らす、
ウィンカーをあげずに交差点を曲がる、タバコやカン、ペットボトルをポイ捨て、
運転中にスマホをイジル等々数え上げるときりがありませんが、
日々こういうルール違反、マナー違反のドライバーを目にしていると、
AI、IoTで安全&スマートな運転をコントロールできないものかと真剣に思ってしまうのです。
スポット的に速度超過や一旦停止無視等の交通違反を取り締まるばかりでなく、
AI、IoTで信号無視や危険運転、迷惑運転、ルール違反運転を「感知」して、
ある一定の違反域に達したら「免停」「取り消し」等の処分が下される、
みたいなことはできないだろうか、と。
(運転に関しては、性悪説を唱えます!残念ながら。。)
VIPカーに乗った人相の悪いおっさんやにーちゃん(分かりやすい喩えです)ばかりでなく、
若い男女や、オバサン、シニア、セールスドライバー、
トラック・タクシー等の職業ドライバーと、
そういうダメダメ運転ドライバーが路上にホントに多いと思いませんか?
そもそも誰のための自動運転なのか?
交通事故の防止や渋滞の解消、高齢ドライバーの暴走事故や
飲酒運転事故等をなくすことができるという触れ込みはなるほどと思いますが、
それは自動運転技術でなくても現在のAI、IoT技術で対応できるのでは?
また、買い物難民や免許を返上した高齢者等の交通弱者のための
自動運転なら分かなくもないですが、
それは他の手段(コミュニティバスや乗り合いタクシー等)でも解決できるのではないかな??
そもそも「運転をしないクルマ」って、すでに「クルマ」じゃないんじゃないの?×100回!!
やれやれ、自動運転にばかりにスポットがあたる最近の開発競争に、
ちょっと違和感を感じる運転好きのオヤジの戯言でしたっと。
※AIもIoTも生半可な知識しかないので、的外れな主張かもしれません。あしからず。