小ジブリの森〜終結のとき〜
干涸びてなお姿カタチを保つキノコの報復におののいた私は
白旗同然の彼らに対し攻撃の手を緩めるでもなく揚々と作戦を続行していた。
作戦成功目前!この先はブログに書くまでもないだろうと
高をくくっていたのだが、ご覧の通り書いている。
今度はなんと、植物の葉がほぼポロリという惨事に陥ったのである。
当たり前っちゃ当たり前だが、断水攻撃は植物にもダメージを与えていた。
日に日に黄色そして茶色に変色しポロリしていく葉っぱ。
ついには、ひょろひょろの枯れ木のようになってしまった。
濃い緑色の葉がわさわさ茂っていた頃が懐かしい。
これはキノコを執拗に攻撃した私への×なのか。
しかし諦めるわけにはいかない。
枝の先端に小さな芽を確認したのである。
即刻攻撃を中止し、週に1回の水やりを復活した。
さらには、100均で購入した10本100円のスーパー活力剤もあげてみた。
数日後。
おやおや?芽が大きく生長し開き始めている!
黄緑のてかてかみずみずしいチビっ葉があっちからもこっちからも。
元気なチビっ葉に安堵しふと地表に目を落とすとキノコはその姿を消していた。
かくして、約1ヶ月半に渡り続いた小ジブリの森戦争は終わりを告げたのである。
今度こそほんとうにさよなら、小ジブリの森。