おみやげの楽しみ方


先日、札幌からお客さまがいらっしゃいました。

「これおみやげです」

見ると、見慣れた柄の見慣れない大きさの紙袋。

(こんな大きな紙袋もあったのね!)

 

お客さまが帰られた後はもう、

開けたい衝動のなすがままです。

きれいな紙に包まれたおみやげのたたずまいを観賞する

などという悠長なことは当然できるはずもなく

一息で包みを開けました。すると、

なんということでしょう!

そこには箱の大きさを感じさせないほどびっしりと

見目麗しいお菓子たちが整列しているではありませんか!

(六花亭ったら、こんなに種類があるのね!!)

 

魅力的な景色に我慢できずサッと手を伸ばした私に

「写メ撮ってからね」

久坊さんのひと言が水をさすのでした。

さてと。気を取り直してお菓子を手に取り、

今度はまじまじと観賞です。

ひっくり返して裏っ側の原材料を眺めては、

見た目や味をしばし想像。

原材料は栗、小豆、ハスカップ、レーズンなど多岐に渡り

かの有名な「宝石箱や〜」がぴったりなラインナップ。

宝石箱から1つだけを選ぶなんて到底無理。

全種類味見したいのできっちりはんぶんこ。ぬふふっ多