目に見えないモノ


毎朝見ているテレビ番組のコーナーに双方向通信を駆使した天気予報がある。

晴れの地域はリモコンの赤ボタン、曇りは緑、雨は青を押すのだ。

CM前に押すとCM明けには日本地図上に結果が出る。

早朝から結構な数のマークがついており、多くの人が参加しているのが分かる。

私もぜひとも参加したいのだが

家には何の回線もないため当然ボタンを押しての参加はできない。

しかし、そんなNO回線者宅のテレビには画面下にQRコードが表示され、

「QRコードが表示されている方は携帯から参加してください」

と天気予報士が教えてくれる。

この言い方からすると、

回線がつながっているテレビにはQRコードは表示されないのだろう。

なぜ回線がつながっているか否かが、テレビを見ているその時に分かるのだろうか?

その道の専門の人からすれば当然の事なのだろうけど私には不思議でならない。

きっと目には見えないだけで、いろんな回線やら聞いた事もないナントカ線やらが

私たちの日常生活の中に縦横無尽に張り巡らされているのだ。

世の中は目に見えるモノより見えないモノの方が圧倒的に多いのだ。