広告屋の“広告嫌い”part2


前々回のブログでも書いたが、ポータルのTOPのディスプレイ広告や、

ほとんどのサイトで出現するリスティング・リタゲの類の

鬱陶しい広告は嫌悪さえ覚える※(のは私だけではあるまい)。

※注:広告屋は、新聞や雑誌は広告から読むし、

   メディアはどんな広告が出稿されているかチェックする習癖があるので、

   余計に目に付くのです。

 

テレビは基本NHKとテレ東の「モヤさま2」と「アド街」以外はあまり見ないので、

正直、テレビCMを日常的に見る機会はほとんどない。

たまに見ると、世の中ではこんな商品を売ろうとしているのか、ははー、と面白い。

 

ラジオは大好きなので、CMで気にかかったネタであればスマホでチェックするし、

CDの新譜情報やイベント情報等をチェックできるので、

事務所でも営業車の中でも欠かせない。

しかし、ベタベタな通販インフォマーシャルには辟易する(のは私だけではあるまい)。

 

なぜ「広告」がキライかというと、

基本、声の大きい人、自己主張の強い人はキライなので、

意味なく「コレ、いいだろ~!」みたいな押し売り的な広告は大嫌いなのだ。

ついでにいうと、選挙カーでガンガン声を張り上げる政治屋には投票しない

(結果投票する候補が誰もいない:笑)。

 

「声を大きく自己主張する」広告は、モノやサービスがまだ圧倒的に少なく

流通していない高度成長期の時代の手法だ。

こんなにモノやサービス、そして情報までもコモデティ化し溢れ返っている時代に

「大声」=「とにかく目立つこと」は迷惑(個人的には)なのだ。

しかも、パーソナルなネットやSNSで

そんな広告をやられたらたまらない(のは私だけではあるまい)。

 

しかし、世の中、これだけ広告が溢れ返っているということは、

商品やサービス、情報を流通させるためにはやはり

(企業にとって)必要とされるからだ。

広告屋としても「嫌い」といってばかりでは商売にならない。

 

とにかく、広告と切っても切り離せないのが我々の日常生活。

だから、「嫌われないようにいかに広告を人々に届けるか」が

いまの広告屋の仕事なのだ。

 

そこで重要になるのが広告の中身、いわゆる「コンテンツ」の工夫だ。

この「コンテンツ」について書くと長々なるので、次回に続く。。

 ※次回は「広告嫌いにコンテンツを届けるには?」(仮)です。

 

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