「広告」=「情報」であれば、受けとってもいいかも?


「広告したい!」とオファーされる「商品・サービス」が、

ちょっと惜しいな~、これ売れる(使われる)んだろうか?

例えばこんなんだったら、もっと売れるんじゃないないのかなぁ、

と思うときがあります。

(「広告」には、「できること」と「できないこと」があるので)

 

そもそも「商品・サービス」=「新しい価値」を提供するものであれば、

「それ、欲しい!」と思う人は多いはずですね。

 

どこにでもあるコモディティ化した「商品・サービス」なら、

皆が知っていて品質が良くて安い方がいいに決まっている。

 

しかし、どんなに新しい「商品・サービス」であっても、

遅かれ早かれコモディティ化する。

なので、常にバージョンアップするか新商品を提供し続けるしかない。

「ブランド」といわれる「商品・サービス」であっても、

時代に応じた『微調整』を絶え間なく続けているのです。

 

つまり、マーケティング施策は、

一度決めたらずっと同じことを続けることはできません。

 

「商品・サービス」のライフサイクル等によって、

マーケティング施策をチューンしていくことこそ、

マーケティングのキモなのではないでしょうか。

 

「広告」にできることはマーケティング領域の一部なので、

そのマーケティング施策に応じて「広告」も最適化していくべきなのです。

 

テレビCMさえ流せばどっと人が来て、

どんな「商品・サービス」もわんさか売れる、ということはもうない。

 

リスティング広告もやりすぎると「ウザイ」と思われて逆効果だ。

 

SNSで「映え」写真を投稿するには、感性と演出が必要なので、

そもそも「映え」する「商品・サービス」なのか吟味しないといけない。

 

「広告」=「情報」として発信して受け入れられてもらうには、

提供する側のコレいいはず!という「思い込み」ではなく、

少なからず世の中に役立つ「商品・サービス」であること、

もしくはその「要素」がちゃんとあることが大前提なのです。

 

そうであれば、「広告」はきっとお役に立つはずです。

 

 

イラスト1