短い「夏」を長~く楽しむ。
一般的には、6月、7月、8月が「夏」とされているが(気象庁の区分でも然り)、
九州では6月~7月中旬までは「梅雨」なので、「夏」を実感するのは1ヶ月少々。
短いのです。刹那なのです。
もっとも9月も結構暑いので、気候的には「夏」といえなくもないが、
個人的には違和感がありますな。9月は「暑い秋」です。
ということは、6月~7月中旬を「夏」とハッキリ認識して、いかに楽しみ倒すか、で
「夏」の賞味期間が長くなるのではないだろうかと、夏好きの私はふんだワケですよ。
例えば、6月になったとたんアロハを着るとか、
蚊取り線香を焚いてみるとか、
風呂上りにワルター・ワンダレイの「サマー・サンバ」を聴きながら
「白熊」でこめかみをキンキンさせるとか、
晩御飯の後はスイカに齧り付いてタネをピッピしてみるとか、ですな。
蒸し暑い時はいいが、たまに肌寒い時もあるので、そこは按配だが、
そんな日常のササヤカな対処で「ニッポンの夏」を前倒しで長~く楽しむ、
という魂胆なのです。
(夏がキライな方は、この限りではありませんが・・・)
そして4月の末から5月の始めのGWは慌しく過ぎ、
ぼ~っとしている間にいつの間にか「6月」になってしまうので、
この5月の中旬から6月までに「夏」の準備を万端整える、
というのが「夏」を長く楽しむ秘訣なのではと思うのですよ。
余談 調子こいて、それぞれの「夏」の時期に名前をつけてみました。
6月入梅前 ・・・ 期待感が盛り上がるので、「誘惑の夏」
6月入梅後~7月梅雨明け前・・・ じめじめするので、「嫉妬の夏」
7月梅雨明け後~8月お盆前 ・・・ 暑くてついふらふらと「アバンチュールの夏」
8月お盆過ぎ ・・・・ 過ぎ行く夏を追いかけて「おセンチな夏」
お~!いろんな「夏」があって楽しいじゃないですか~。なは。
ま、季節の移ろいに身を任せるのではなく、季節を先取りしてやるぜぃ、
とったようなアグレッシブな心持が大切ということですね。
今日は海水パンツをはいて水風呂にはいってみよっかなぁ。